島牧で出会ったクマたち
島牧村の山を歩いていると、クマの足跡や糞・食痕・爪痕はよく見かける。さらに、クマそのものに出会うことも珍しくない。私も10回ほどクマと出会ったが、数回はカメラにその姿をおさめることができたので、写真を紹介したい。おまけとして、クマの糞などの写真も掲載する。
賀老高原付近で出会った親子グマ。子どもを２匹連れていた。あわてて撮影したので、ぶれてしまった。
同じく賀老高原付近で出会った親子グマ。上の写真とほぼ同じ時期だったので、同一個体だったと思われる。背を向けて逃げていった。
千走の山奥で出会った親子グマ。子どもを３匹連れていた。上の遭遇の２年後なので、母グマは同じかもしれないが、子グマは別個体であろう。
千走の山奥で出会った単独のクマ。距離5mほどでにらみ合いになった後、向こうが逃げていった。
林道脇にあった、クマがフキを食い散らかした跡。茎の切断のされ方からクマが食べたと判断できる。
上のフキのそばに転がっていたクマの糞。内容物はフキだった。島牧村の山中で糞を見るのは日常茶飯事で、わざわざ写真を撮ることは少ない。
晩秋、うっすら積もった雪の上にあったクマの足跡。大平付近で撮影。
上の足跡が延々と続いていた。
果樹園にあったクマ用のオリ。オリの中には鮭がぶらさがっている。このオリで捕まえられたかどうかは分からないが、同じ頃に別のオリで捕獲できたと聞いた。
以上の他にも、「白龍の滝と黄金の滝はどこに？」で紹介した遭遇や、沢登りしていたらいきなり目の前にクマがいたりしたこともあったが、撮影の余裕がなかった。（2009年12月29日記）